2017年12月19日

懲罰の不当な決定は、言論の府としての芦屋市議会が問われている!

芦屋市議会で多数によって私に科せられた不当な懲罰について、市民のみなさんからも、批判の声が寄せられています。あらためて、その経過や不当性を市議会での懲罰に対する18日本会議での私の「弁明」でお伝えしたいと思います。
●懲罰動議に対する18日本会議での弁明
 まず申し上げておきたいのは、懲罰動議も処分要求もいずれとも事実誤認も含めた極めて不当なものであり、特別委員会が懲罰を多数で決めたことは、不当性をさらに深めるものであって、芦屋市議会における汚点を作ることになるということです。

 14日の本会議で、懲罰動議の提出を受けた弁明においても述べ、先の委員会審査でも森議員からも指摘がありましたように、私は議長の時間超過の注意を受けて発言を終ろうとしていたのであり、いたずらに発言を伸ばす意図などは毛頭なかったということです。ただ、当局の答弁をうけて最後のまとめの段階で図らずも時間が来てしまい、まとめの論理展開を途中で切るのは不自然との判断から、数十秒の発言をしたところです。
 背後からの中島健一議員らの執拗な不規則発言に戸惑いながらも、議長の議事整理については妨害の意図などさらさらなかったことは、時間超過、発言終息の注意に対して、無視や抵抗するのでなく「もう終ります」と受け止める意思を伝え、実際に新たな質問に入るわけでもなく終ろうとしていたことによっても明白です。議会秩序は保持されていたわけであります。
 もし、議会秩序を言うのであれば、認められない不規則発言いわゆるヤジを執拗に繰り返したことこそ、秩序を乱しており、地方自治法132条の「品位の保持」に反するものであったと言わなければなりません。加えて、議長がそれを制止しなかったことの方が、議事整理上の問題であったと私は思います。

 議長、当時は帰山副議長ですが、マイクスイッチを切ったことは、その予告もなく突然で私も驚きましたが、乱暴な議会運営だったのではないかと思います。ですから、質問終了後に自席へ戻る途中において、その点を問題点として指摘しました。ただ、芦屋市議会史上も極めて異例なマイクを切るという事態は、中島健一議員による執拗な不規則発言の繰り返しがあっと言う背景なしにはあり得なかったのではないかと、芦屋市議会のこれまでの質問時間超過に対する議事運営の実際からも思うところです。

 委員会審査の中で森議員から紹介もありましたように、全国市議会議長会の事務局次長などを務め、議会運営についての専門家である中島正郎さんが、議事運営の著書の中で記されているように、質問時間の超過に対しては、制限時間を機械的に適用して発言の途中で切るのではなく、まとめる時間的猶予を発言者に与えて終らせるというのが常識的対応であるというのがいわば通説です。そこには、言論の府としての発言、わけても質問等本会議発言は最大限に保障されなければならないと言う議会の民主的運営の理念があります。そのことを踏まえた上での時間制限などのルール化であり、私自身、はなからそれを無視する意図などなかったことは先にも申し上げているところであり、これからもルールを守る意思に変わりはありません。

 本市議会の基本条例においても、その前文で「より良い芦屋市の姿を市民とともに考え、さらに豊かでしっかりとした議論ができる議会を目指してまいります」と謳い、第三条において「議会が言論の府であること及び合議制機関であることを十分認識し、積極的な発言、議論等を行なうこと」と規定していることは、議会における発言の重要性を端的に言い表しているものであります。

 中島健一議員からの処分要求についてでありますが、侮辱の受け止めが個々人によって異なる主観の問題であることは論を待ちませんが、議会での認識の共有には、一定の客観性が求められるものです。14日の懲罰動議に対する私の弁明において、中島健一議員の不規則発言について述べたのは、事実経過の説明に過ぎず、そこに何らの侮辱の意図などなかったことは、先にも申し上げたところです。その点で、特別委員会が事実経過の説明にすぎない私の発言が侮辱にあたる客観性があると多数決で判断したことは、極めて遺憾です。社会常識的判断でなく、主観の多数をもって客観性が担保されたかのような今回の特別委員会の判断は、懲罰動議に対する判断に加えて、芦屋市議会史上に市民感覚からかけ離れた新たな汚点を生むものだということを指摘し、議員諸氏の賢明なご判断を期待して、私の弁明の発言とします。                       以上

posted by 平野 at 18:41| Comment(2) | 活動
この記事へのコメント
40分に質問が収まらなかったのは自己管理が不足のためだとは認識されているとは思います。しかもカウントダウンの時計も備わっています。まとめてくださいと言われた時、「まとめます」に加えて時間内に収まらないことを陳謝の上、あと何分掛かるか具体的に説明されて質問を続けられるべきだったと考えます。
帰山副議長は議事運営を任された方です。彼の立場を尊重して欲しいです。今回のやりとりは市民の目に議会とはなにやら謎めいた処との印象を持つでしょう。お持ちの意見は改めて議事運営協議の場で話せば済むはずです。

余談ですが私は市政についてパブコメ、陳情、請願をはからいましたが一件も結実していません。それでも外部を責めずに、我慢して生きています。

私が言いたいことは公人である議員さんは議場の品位を保つために先ずは陳謝する度量を養ってほしいと言うことです。
Posted by 椋尾 繁 at 2017年12月24日 05:55
ご意見ありがとうございました。ヤジが続く中で、マイクスイッチの切断という全国的にも稀な議事運営がなければ、ご指摘のようなことも選択肢としてはあったかも知れませんね。懲罰動議のようなやり方ではなく、議会運営委員会で協議ができれば良かったんでしょうね。そうならなかったのは残念です。
Posted by 平野 at 2018年01月01日 12:58
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