2015年02月22日

市民の願いに応えられる市議会へ真の議会改革を

日本共産党演説会が芦屋市民センターでひらかれ、次のようなお話をしました。

■平野貞雄です。8期目に挑戦します。よろしくお願いします。
■この四年間、副議長や議会改革特別委員会副委員長などこれまでにない役割を担い、経験をしてきました。
●特に、私が副委員長を四年間続ける体制でスタートした議会改革特別委員会の活動は、芦屋市議会にとっても画期をなすとりくみであったと思います。その成果はこの議会基本条例にまとめられています。アメリカでは法律の名前に個人名がつけられていますが、手前味噌になるかもしれませんが、この条例は議会事務局では「平野条例」と言われていまして、論戦をリードしたと自負できるものです。
条例では「芦屋市の民主的な発展に寄与していく」「合意を尊重した民主的な議会運営に努める」など、当たり前とは言え市政や議会運営における民主主義の視点をしっかりと書き込むことができたことは、貴重な成果だと思います。
●問題は、これを実際の議会活動にどう活かすですが、それが問われたのが先だっての議員定数削減問題での論戦でした。
定数問題について詳しくお話しする時間は今日はありませんが、市民代表である議員を減らすことは、いまでも見えにくいと言われる議会がますます市民から遠のくことになると共に、行政に対するチェック機能、政策提案機能を後退させるものです。
機能していないなら機能させることこそが重要だと、議案審査の参考人として大学教授から専門家の立場で意見が出されたのはもっともなことだと思います。
(中略)
●議会改革の成果をこれからの市議会活動に生かすのか棚上げにして反故にしてしまうのかは、引き続く議会改革にもつながる問題として四月の選挙でも大きく問わなければならないテーマです。
海外視察の廃止、議員報酬の引き下げ、政務活動費の公開、傍聴される市民への議案などの資料提供など、これまでにも議会改革リードしてきた日本共産党として、今後とも全力を尽くします。
どうぞ、議会改革の担い手として、三名をそろって引き続き市議会に送り出してください。よろしくお願いします。

■さて、今期は住民自治が大きく発揮されて成果を生み出した四年間でした。
●当初はなかなか難しく思えた中学校給食の実施も、こども医療費無料制の拡充も、いよいよ新年度から実現します。これらはいずれも、寒い中、あるいは炎天下、署名運動を繰り広げるなどの住民運動という住民自治の発揮があればこその成果であったことをみなさんとごいっしょに確認できると思います。
●私がライフワークとする平和の問題でも、芦屋市の平和市長会議への加盟に続いて、非核平和都市宣言30周年となる今年は、その記念碑が市役所前広場に設けられます。もっとも予算はわずかなものですから、外見上はりっぱなものとは言えないかも知れませんが、これも長年にわたって宣言を記念する非核平和つどいを市民の実行委員会で継続し、折々に行政に対して平和行政の充実・強化を求めるという市民的とりくみがあったからこその成果です。
●高い保険料の引き下げや介護事業の改善、一人親家庭など社会的弱者といわれる方々への施策強化など、切実な願いが山積みです。そのような市民の声を行政や議会・議員がどのように受け止めるのかが問われています。

昨今、自己責任や自助・自立が声高に言われ、住民要求を抑え込むあらたな動きが強まっています。地方政治の根幹である住民自治のとらえ方にも歪みが持ち込まれようとしています。
●先ごろまで市民意見公募がされていた芦屋市の市民参画協働推進計画でもその傾向が見られます。市政の主役=主権者は市民です。しかし、それをあいまいにする「主体」と言う言葉が多用されています。「主体」とは、「主体的に」などの使い方がされるように「自分から」「自主的に」という意味合いが強いものであり、「主役」「主権」とは異質です。

●このような、住民自治の変質を許さないとりくみが大切です。
本来の住民自治とは、そのために作っている行政当局と議会に対して、言うべきことを言っていく、要求・願いをしっかり届けていく、これが真髄ではないでしょうか。このことに確信をもとうではありませんか。
この四年間に培った「住民の声で政治を動かす」という体験を、今後の芦屋市政の民主的な発展に生かして行こうではありませんか。
そして、そのように届けられる声をしっかりと受け止められる市議会にするために、「市民とともに」の立場を貫く日本共産党の議員を、確実に三名そろって議会に送り出してください。私も全力を尽くします。どうぞよろしくお願いします。

■最後に、「そうは言っても芦屋市も赤字と聴くからあまりあれしろこれしろとは行政に言えないのでは」−というまだ一部市民の中に根強くある声についてです。

●市は、震災以降の財政状況を先の見えない暗い長いトンネルにたとえていました。しかし、先日の行財政特別委員会での森議員の質問に山中市長は「トンネルは抜け出た」と断言しました。実はその前に議員に配られていた施政方針では「トンネルからようやく出口へたどり着こうとしている」と述べていたのですから、わずかな期間になんと速い変化かと驚くほどに、芦屋市の財政状況は好転しているのです。
●それを示しているのが、市債すなわち市の借金返済です。市長もピークの半分以下にしたと自分の成果にしていますが、市民税一人平均全国一というもともとの市民の担税力、芦屋市の財政力によるものです。
この二年間に芦屋市が返した借金が175億円です。一年間の市税収入が200億円あまりの芦屋市にとっていかに大きいかはおわかりいただけるとおもうのです。
●さらに驚くのは、みなさんのお手元にお渡ししている資料にも書いてありますが、前倒しの借金返済、つまり急いで返さなくともよい借金返済がなんとそのうちの67億円も占めているということです。しかも今議会の補正予算で、さらに約12億が上積みされて、その額は80億円近くにもなりました。

●よく「借金は、早く返すに越したことはない」ということを言われる方がいますが、ご家庭の借金と行政の借金は違うということです。行政の借金はそれによってつくられた公共施設を利用する長期間の間の市民の「負担の平準化」という考え方から行なわれる基本的な財政運営の仕方なのです。

つまり、当初計画どおり返して何の問題もないものを市長の選挙公約にこだわって返しているに過ぎず、他にまわすことも可能なものだということです。

●中三までの子ども医療費無料制の完全実施に必要なのは2億2000万円ほど、高い国民健康保険を一人一万円引き下げるのに必要なお金は、2億3000万円ほど、介護保険料の新年度値上げをやめるのには2億4千万円あればできます。80億円もあれば、何年分もの予算が確保できます。

要は、市民の担税力に支えられた全国一豊かな芦屋の財政力をどう使うか、生かすかです。日本共産党は、全国一豊かな財政力を使って全国一だれもが安心で豊かに暮らせる芦屋市にするために全力を尽くします。

ごいっしょにそんな街づくりを進めようではありませんか。そのことをおよびかけし、私も全力を尽くすことを重ねて申し上げ、私からの訴えとさせていただきます。ありがとうございました。どうぞよろしくお願いします。



posted by 平野 at 23:00| Comment(0) | 政策
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